2018年04月19日
中谷インストゥルメンツ株式会社
楽器と“共鳴”することで音を奏でる新弦楽器が登場!
「SympaSizer S1」4月27日に受注生産での販売を開始
〜 共鳴現象を利用した新楽器(国内外特許登録済) 〜
中谷インストゥルメンツ株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役:中谷 通)は、共鳴現象を利用して音を奏でる弦楽器「SympaSizer(シンパサイザー) S1」(国内外特許登録済)を2018年4月27日(金)に受注生産で販売開始いたします。
▼エレキギターの音に本製品を共鳴させた、デモ演奏
▼「SympaSizer S1」製品サイト
https://www.sympasizer.com/
自社開発の新楽器である本製品は、直接演奏されるのではなく、外部からの入力音に弦が共鳴することで音を奏でます。当社は、2016年11月に東京ビッグサイトにて開催された「2016楽器フェア」にて本製品を発表し、2017年12月より試験販売を行ってまいりました。
■「共鳴する、弦楽器」開発の背景
シタール(インドの古典楽器)に代表される共鳴弦のサウンドは、魅力的な音響効果を生みます。しかし、このような共鳴弦の効果は、共鳴弦を備えた特殊な楽器を演奏することによってのみ得られるものでした。
『SympaSizer S1』には直接弾いて演奏するための弦はなく、共鳴弦のみがボディの内部に張られています。そして、外部からの入力音に弦が共振することにより、共鳴弦特有のサウンドを奏でます。
■製品の主な特長
1. 様々な音に共鳴
エレキギター、電子ピアノ等の電子楽器、音楽プレーヤー等からの信号を入力することにより、種々の音程に調律された13本の弦が共振し、共鳴音を響かせます。
2. 高次倍音が付加された共鳴音
特殊な形状のブリッジを使用することにより、共鳴弦の振動に、複雑な高次倍音成分を付加します。これにより、単純な音を入力しても、シタールのように複雑な高次倍音が付加された共鳴音を響かせます。
3. 磁気の作用で共鳴
入力音から変換された磁気が、非接触でスチール弦に作用することで、弦の共振を引き起こします。ボディ部や空気の振動によって共振させているわけではないため、入力音をほとんど響かせずに共鳴弦を鳴らすことができます。
4. 共鳴音のみの出力も可能
入力音と共鳴音を任意のバランスでミックスして出力することができます。共鳴音のみを出力することも可能です。
■製品の概要
名称 : SympaSizer S1
受注開始日: 2018年4月27日(金)13時〜
発送予定日: 通常、ご注文確定後2〜3ヶ月程度(最新の情報は販売サイトに表示)
販売料金 : 184,000円(税別)
販売サイト: NAKATANI INSTRUMENTS Online Store
URL : https://nakatani-instruments.com/store/
■主な仕様
接続端子:DC In、Input(モノラル標準)、Output(モノラル標準)
電源 :DC12V
サイズ :幅202mm×奥行148mm×高さ750mm(脚部展開時)